TypeScript にコントリビュートするのは恐ろしく感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、実はあなたが思っている程大変ではないのです!このトークでは、TypeScript にカジュアルなコントリビュートを行っている私が、どのように提案し、どう承認され、その変更の実装やテストの作成をどう行い Github 上で提出しているかについて話します。
TypeScript チームはみんなが言語をより改善していくためのプロセスをとても丁寧に定義しています。それはエラーメッセージの改善から言語仕様、そしてエディタが行う自動修正の機能まで、様々なアプローチがあります。我々はこのプロセスを一つ一つ丁寧に見ていき、他の機能とどう組み合わせるかについてのベストプラクティスについて共有していきます。
- Issue の検索: 提案が他の Issue で議論に上がっていないかどうかの確認方法は?
- Issue の投稿: 現象の事例を必要最低限のコードでどう再現していくか?
- TypeScript の中身に取り掛かる: いくつものセクションがある巨大なコードベースの中から、変更が必要な箇所はどのようにして見つけていくのか?
- ビルド: 自分がローカルで行った変更をどのようにして動作確認するのか?
- テスト: 変更を行った今、TypeScript のテストはどのように書くのか?
- Pull requests: あなたの素晴らしい変更を TypeScript 本体にマージしよう!